地方自治体×マッチングアプリの連携は今後増加する? 桑名市×『Pairs』が連携し未婚化・少子化の解消を目指す
https://news.yahoo.co.jp/articles/266ab06a6d9018eb746bd2164ac96ef4fe2e91fa
上記のような記事が書かれていた。
- 流行りだから
- うまくいきそうだから
自治体のやりそうなことです。
それに乗っかるアプリ側もアプリ側ですが…
今回はマッチングアプリと自治体が協力しても少子化対策にはつながらない理由を書いていきます。
目次
出会いが無いから出生率が低いのか?
ここ10年で桑名での出生率が3割減になっている。
その原因が出会う機会がないから。
という考えは、出会う場に行ってモテなかった人の言い訳で使われるものだ。
出生率の問題とは関係がないとおもう。
街コン業者も様々なクレームを受けるが、その原因に期するものが「自分がモテなかった」である。
そのくらいの意見をもとにこの施策は考えられたのかなと思えます…
100歩譲って、マッチングアプリで出会えるようになったとしても出生率は全くあがらない。
マッチングアプリで多くの人が出会っている東京での出生率は1.13。
全国出生率最下位だ。

ちなみに出生率が高い県は沖縄県である。
- 沖縄県は出会いがいっぱい!
- だから出生率が高い!
いやいや、そんな事あるわけ無いよね。

参考:【2021年】日本の出生率の現状 都道府県別ランキングと低下の影響
https://eleminist.com/article/1715
マッチングアプリで出会えたとして桑名市にとどまる理由はあるのか?
仮にマッチングアプリで出生率が上がったとして、桑名に残る理由はあるのか。
出生率が改善されたとしても、近隣都市の名古屋のほうが生活が便利で住みやすいなら人口流出は止まらない。
桑名市はマッチングアプリと組むよりも、桑名は名古屋まで電車で30分という立地を活かしたほうが良くないだろうか?
人口が増える街とはどのようなものか
子育て支援といえば最近話題になっているのが明石市です。
明石市ではここ最近はコロナの影響で減少傾向にありますが、
出生率の減少具合は全国平均よりも高くなっているし、転入率も上がっています。


名古屋と桑名。神戸と明石の関係は非常に似ている。
つまり、名古屋の人が桑名に住んだほうが良いなと思える施策を組むことで人口と出生率が上がらないだろうか。
明石市長は今期で市長をやめるようですし、コンサルタントとして、桑名市がお願いしたらどうだろうか?
まとめ
Pairs側は自治体と組んでも出生率が上がらない。分かってやっているとしか思えない。
今後pears側はマッチング率だけを改善していくのであれば、
「自治体と組んだ」という売名行為にほかならないと思う。
・マッチング率を上げたあとは〇〇のような動きをします。
・これで出生率が改善します。
というような動きが出ることに期待したい。