こんにちは。さえきです。
最近は朝夕が結構寒くなってきて、起きるのが億劫になってきました。僕の釣りは開いた朝に釣りに行くのが多いのでこれは致命的です。
さて、先日Twitterを眺めていたら興味深い記事を発見しました。メダカに関する研究結果ですが、バス釣りをする身としてはちょっと聞き捨てならない研究結果でした。
これからの冬の釣りで何をするかの参考になりそう。なりそう.
以下引用
目次
メダカの見ている世界は、季節によって異なる色を持つ
夏のメダカは「負の走光性」を示して光を避けたのに対し、冬のメダカは反応しなかった。
中略
リアルな「ヴァーチャルメダカ」を作成した。これをディスプレイに映して反応を調べたところ、夏のメダカは強く反応したが、冬のメダカは反応を示さなかった。
中略
これらの結果から、メダカは冬と夏において光感受性や色覚が異なり、季節によって異なる色彩世界を見ている、と考えられる。
中略
今回の研究はメダカにおいて行われたが、同様の視機能の季節的変化は、たとえばトゲウオやスズメダイなど他の魚類においても存在する可能性が示唆されている。また、一説には人間の視機能にも同じ季節変異があるとも言われる。
つまり、「色」も「光」なので、メダカは冬は光に反応しにくくなるという結果がでました。
ですが、なんだメダカのことか。と思った方もいらっしゃるかと思うかもしれませんが、大事なのは同様の視機能の季節的変化は、たとえばトゲウオやスズメダイなど他の魚類においても存在する可能性が示唆されている。と記述されている点です。
メダカ,トゲウオ,スズメダイの違い
メダカ,トゲウオ,スズメダイこの3種類のうちどれかがブラックバスに近ければ研究結果が応用できそうなので、wikipediaで調べてみところ
こいつらは同じ魚ではありますが、「網」までは一緒で「目」が違います。
メダカ
メダカはまさかのダツの仲間という。僕も調べてはじめて知りましたよ。
- 界 : 動物界 Animalia
- 門 : 脊索動物門 Chordata
- 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
- 上綱 : 顎口上綱 Gnathostomata
- 綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
- 亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
- 上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
- 目 : ダツ目 Beloniformes
トゲウオ
トビウオみたいです。
- 界 : 動物界 Animalia
- 門 : 脊索動物門 Chordata
- 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
- 綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
- 目 : トゲウオ目 Gasterosteiformes
スズメダイ
出ましたよ。スズキ目。これですよ。僕が知りたかったのは。
- 界 : 動物界 Animalia
- 門 : 脊索動物門 Chordata
- 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
- 綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
- 亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
- 上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
- 目 : スズキ目 Perciformes
ブラックバス
こんなマニアックな記事をここまで読んでいる方は恐らく、不要の説明かとは思いますが、一応我らがブラックバスです。
- 界 : 動物界 Animalia
- 門 : 脊索動物門 Chordata
- 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
- 綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
- 目 : スズキ目 Perciformes
写真は全部wikipediaさんからお借りしました。
研究結果の示唆が本当なら…
スズメダイと同じスズキ目であるブラックバスも冬場は光や色に反応しにくくなるという仮説が出来るのではないでしょうか。
研究結果の示唆からの考察
これらを冬のバス釣りに当てはめると以下のことが考えられないでしょうか?
- 波動の弱いスピナベは釣りにくい
- 冬のルアーカラーはあんまり関係ない
- 冬にはメタルバイブって言われているのが何となく分かる
- 冬はリアクションバイトっていうよね。
等、まだまだ、色々有るかとは思いますが、ぱっと思いつく限りこんなもんでしょうか。
実際、冬は釣れにくいし、正直体験としてはちょっと弱いですけど、何となくあると思います。でも、正直メタルバイブとかリアクションバイトとか僕はやったこと無いですけどね笑
一抹の疑問。冬でもスクリューテールでセイゴが釣れるのは何故か?
僕は冬にバスはあんまり釣れなかったですけど、セイゴ(スズキの小さいの)は割と釣ったことがあります。大概が、小っちゃいジグヘッドにスクリューテールを付けて適当巻きで全然釣れました。
勿論、夏よりもセイゴが釣れる数は減ってロックフィッシュ(カサゴ,メバル,ソイ等)のほうがはるかに釣れる量は多いのですが、それでもルアーの形状から見て頂くとおり、波動が強いとはいえません。実際、巻いている姿勢を見ても微動だにしている様子はありません。それでも、何故か釣れました。(まさに必殺ルアーでした。)
釣っていた場所は金沢港で外気温0℃とかでも釣れていたので、研究のの結果もイレギュラーがあるのか…はたまたスクリューテールが凄まじい波動を出しているのか…疑問は何となくのこりますが、研究結果なので、今年の冬の釣りの参考にはなるのではないでしょうか?
よければ以下の記事もご覧ください
https://kuuneruasobu.net/bassfishing-winter/