多くの人が成功の反対は何もしない事だと言う。
成功は失敗の積み重ねからなり、
何もしない事こそが失敗なのだと。
果たして本当にそうだろうか。
本当に失敗は積み重なる物なのだろうか。
あなたの周りにも
- イマイチ成長のない人
- 意味も無いのに怒鳴り散らしている上司
- 家庭内暴力
- いじめ
等
間違っているのにその環境だけは何故か正当化されていることは貴方の周りのもあると思う。
失敗をしているのにも関わらず、誤りだと認識できないので、外から見ると全く成長していないように見える。
そのような状態であっても失敗から学べていると言えるのだろうか。
しかもこんな事は日常さまざまな場所で起こっている。
クローズドループ現象
例えば、
「弊社は失敗から学び、改善に改善を重ねている」と胸を張っている所もあるだろう。
ただ、本当に改善出来ているなら良いが、僕の見る限りそうではないところの方が多いように思える。
良くある改善と呼ばれるものは、失敗した人を責め立て、その本人に改善させるというもの。
そうすると、失敗をした本人は怒られるのが嫌で失敗をしないように自分なりに改善するが、殆どの場合改善されずにまた似たようなミスを繰り返す。
また、改善されたとしても、
その改善方法は周りに共有されずにその人のみの技術となっていく。
そうなると改善出来たその人の代えが効かなくなり組織としても弱くなる。
そんなものは本当の改善では無いはずだが、上司は失敗が出なくなったので満足する。
- 上司のミスをする「人」が駄目
- 自分で改善出来ない人は周囲の人間からも駄目扱い
こういうことは様々なところで起こっているが
本当に学んでいると言えるか僕は疑問だ。
このような風潮では失敗やミスは学べる物では無く、
してはいけないものとなる。
結果としてミス自体を塗りつぶす事を学び、ミスがないことが正しいとされていく。
その風潮は周りにも波及していく。
これをクローズドループ現象という。
僕はこれが日常だけで無く、日本政府にも起こっているのではないかと考えて居る。
支持率が下がるから失敗を失敗と認められない。高齢者優先。少子化対策しない等。
そんな事が正解な訳がないのに。
今回は長くなってしまったのでいったんここで切ります。
また書く気になったら更新します。
今回、以下の本から僕は知識を得ました。
まだ、読み途中ですが中々面白いです。
是非読んでみて下さい。