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春バスが釣れない理由と釣り方&デカバスの動き【スポーニング】

更新日:

アジャストが違えば全然釣れないよ?

釣れなかった冬を抜けてようやく暖かくなってきた。

にもかかわらず、なんで俺のルアーは食ってくれないんだろう。

そう思う人も多く居ると思います。

近年のバス釣りは昔に比べて難しくなっていると言いますが、

全くもってその通り。

近年のバスフィッシングはバスの動きを理解していないと本当に釣れない。

 

ということで今回は春バスが釣れない理由と春バスの釣り方。

そして、最後におまけでデカバスの動きをご紹介したいと思います。

目次

春バスが釣れない理由

  • 投げるルアーが違う
  • 投げる場所が違う
  • 投げる時期が違う

これらの要素が複合的に絡み合ってバスは釣れない。

これは春に限ったことでは無いが、分かっていない人が多い。

 

じゃあどうすればいいのか。

これらを適当に考えても上手くはいかない。

何故ならこれらの考え方には順番があるからだ。

 

考える順番

結論から言うと

  1. 時期
  2. 場所
  3. ルアー

の順番です。

 

書いたそばから上記の考えは実はちょっと違います。

1.2.3ではなく0が存在する。

それは何か、答えを言うと魚の状態です。

0.1.2.3

この順番で考えないとバスは釣れません。

 

つまり、正しい考え方は、

  1. この状態のバスは
  2. この時期に
  3. このエリアに多いから
  4. このルアーを投げよう

と言うのが正しい考え方です。

 

その考えだと去年の釣果情報から導き出せそうですが、

知っての通りそうは行かないのがバスフィッシング。

バスが毎年同じ時期に同じ行動をしません。

何故か毎年時期がずれています。

 

そこで、春の最初はサーチベイトで今の時期はいつなのかを探る必要があります。

頑張って春バスを探しましょう!

それだと、話が変なのでその時期と傾向について書かせて頂きたいと思います。

時期

春と言ってもバスの状態は主に3種類に分けられます。

  • プリスポーン
  • ミッドスポーン
  • アフタースポーン

ざっくりと説明しますね。

 

プリスポーン

バスの産卵前の状態。

産卵に向けて食い気が立っているかと思いきや

意外と釣れなかったりと気まぐれです。

ただ、滅茶苦茶釣れることもあり、
この時期に釣れる事を春爆といいます。

僕自身、小場所なら経験がありますが、大型河川ですと経験がありません
釣れますが爆は中々難しいです。

 

主に3月くらいからプリスポーンはスタートしますが、

その年によって前後します。

 

今年は何となく早い気がする。

2月なのに完全に春?!

今年2021年は2月に20度を超える日が何日か出てきました。

Twitterだと春めいてきた!という投稿をちらほら見ますが、

実際の所はそうではないようです。

 

実際にシャローにデカバスはいる事はあるのですが、それはスポーニングに来たのでは無く、

スポーニングエリアを探しに見に来ているだけ。との説があります。

 

真相はバスに聞かないと分かりませんが、有力な方からの情報なので記載させて頂きます。

ミッドスポーン

時期は4〜6月

バスが卵を守っている状態。

他の生物から卵を食べられないようしています。

そのためバスはルアーに対して攻撃的です。

ただ、卵を守っている為バサーによってはそのバスを釣る事を嫌煙する人もいます。

 

簡単に釣れてしまう事が多く、

何回も釣られてボロボロになっている事がある。

個人的にはちょっと可哀想。

 

アフタースポーン

時期は5月から7月

バスの産卵後の状態。

産卵が終わってバスはへばっています。

結果釣りにくくなります。

ただ、勘違いしてはいけないのは、先にすぽーんを終えたバスは回復しているのでそっちを狙う作戦もあります。

 

春バスを釣るにはこれらに合わせたアプローチをする必要があります。

 

プリスポーンの釣り方

 

プリスポーン中にバスがいる場所

プリスポーン中バスがいる場所はディープ(深場)隣接のシャロー(浅瀬)です。若しくはその間です。

元々寒くてディープに落ち込んでいたバスが、餌を求めてシャローに上がってきます。

ところが、水温が下がったときにすぐにディープに戻っていきます。

何故ディープに戻るかというと深い場所の方が水温が安定しているからですね。

その逆で、シャローは温度が下がりやすい代わりに水温が上がりやすいという性質もあります。

つまり暖かい日はシャローが狙い目ですね。

 

それと基本的にハードボトムを狙ってください。ハードボトムというのは、字のごとく地面が堅いところです。

岩盤とか、コンクリートとかですね。

そういう所だとバスも隠れやすい物が多くその影にバスが着いていることが多いです。

 

最後に気をつけなければいけないのが、水温と気温は違う事です。

気温は水温に比べて上がりやすいです。

 

今日は暖かいからいけるだろうと、意気揚々と釣りに出かけると意外と水はまだ冷たい。

なんてことがあるのでその辺は注意です。

 

ということでバスを探す際には

  • シャロー
  • シャローとディープの間
  • ディープ

の順に探してみてください。

ただ、単純に樹の影なんかにもいることもあります。

何処やねんってなりますね…

プリスポーン中投げるルアーと釣り方

プリスポーン中のバスの釣り方

巻物系は暫く巻いてポーズ若しくはトゥイッチ。水中で止めるのが基本です。

オススメのルアー
サスペンドミノー


シャッド


スモラバ


京弥虫と言っていますが今で言うRVバグですね

ミッドスポーンの釣り方

ミッドスポーンの釣り方

まずご理解頂きたいのは
バサーから嫌煙されことがある釣りです。

理由はバスの産卵を邪魔する行動になるからです。

ミッドスポーンの釣り別名ネスト打ちと呼ばれています。

ようは卵を守ったり産卵するバスを釣る訳です。

そのため

  • ネストを荒らされるとオスが戻ってこない
  • フィールドのバスが減ってしまう恐れがある
  • そんな釣り方で釣った気になれない

などネガティブな面があることもご理解ください。

ただし、サイトフィッシングの上達という面ではこれ以上の時期はありません。

バスが何処にどう投げたらどうやって反応するということが目に見えて分かります。

 

さて釣り方ですがリアクションで釣ります。

 

リアクションについて簡単に説明します。

例えばこんな経験は無いでしょうか?

急に横から物が飛んできた虫が飛んできたときに
びっくりして虫を無意識に手で振り払った。

 

なんてことは誰でも有ると思いますが
これがリアクションです。

 

ただ、バスは手が無いので口で反応します。
これがリアクションバイトです。

 

ミッドスポーンのサイトフィッシングとは近くに投げて反応するところに投げまくります。

 

とりあえず近場に投げますが

バスによって反応の仕方が違うので見ながら変える。

かなりバスの近くまで行って釣りをすることになるので、足音や気配にも注意してください。

ミッドスポーン中に投げる場所

ミッドスポーン中に投げる場所はシャローです。

ミッドスポーン中はバスが産卵に入るためシャローのハードボトムに集まりネストを作ります。

 

ネストの場所は護岸際だったりするので、こんな近くにバスが?!なんてこともあります。

 

つまり上から覗けば見えバスがいます。

 

その際偏光サングラス使うと見やすいです。

偏光サングラスは
タレックスレンズが入っている物であれば問題ありません。

ただ偏光サングラスは結構高価なくせに

曇り用と晴れ用など種類があります。

こだわり始めると切りがありません。

 

安い偏光サングラスを買うのであれば、
通常のサングラスを買っても同じです。
ある程度良い物で無いと効果はないので注意です。

毎年ネスト打ちをされるとスポーニングエリアは深くなっていく

毎年バサーにネストを打たれまくるエリアのバスは年々スポーニングエリアが深くなっていくようです。

現に琵琶湖のバスのスポーニングエリアは年々深くなっていっているようです。

ですが、それがわかっていれば去年の記録を頼りにそこよりも深い位置という考え方は出来ます。

ミッドスポーン中の投げるルアー

ジョイクロ


ガンタレル


スライドスイマー250

すみません動画無かったです…

カープヘッド

動画どころかamazonも無かった…

 

アフタースポーンの釣り方

アフタースポーンの釣り方は中層より上でゆっくり動く釣りがオススメです。

 

体力が無くなったバスはボトムに行くと言う意見もその通りですが、そういうバスを釣るのは難しいです。

産卵後ぷかぷか浮いてまだちょっと元気なバスを釣っていくほうが

産卵で体力が無いのでゆっくり落ちていく系のものにも反応が良いです。

アフタースポーン中に投げる場所

投げる場所はベイトの多いところで表層から中層にかけて。

甲殻類の多くついている縦ストはマストで投げた方がいいです。

アフタースポーンのオススメルアー

ルアーはそのときのベイト(餌)にイミテート(模した物)が無難です。甲殻類が多いところならその大きさのクロー系、小魚がいるときは小魚系です。

クロー系


シャッド


ジャスターフィッシュ

デカバスの動き

あくまでも傾向という話になりますが、大きなバスは季節の進行が早いです。

 

最も大きな個体からスポーニングに入ります。

つまり釣れたバスが小さいのであればそこにおおきなバスがいる可能性は少ないです。

また、大半のバスがアフターの時すでにデカバスは回復仕切っていて元気満タン。トップに反応が良いなんてこともあります。

 

春の釣りもバスの個体差を考えて釣ると釣果アップにつながるでしょう。

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